【画像あり 2023年現在の安田純平】パスポート発給されずに国を提訴している

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3年4ヶ月にもわたってシリアで拘束されていた安田純平さん。

2020年に国を相手取って裁判をしています。
安田さんは一体何について争っているのか。
2023年現在ではどのように進展しているのか。

気になるところですよね。今回はフリージャーナリストの
安田純平さんについてまとめましたのでぜひ、最後まで
ご覧ください。

本題の前にジャーナリスト安田純平さんのプロフィールをどうぞ

名前安田純平
生年月日1974年3月16日
学歴一橋大学社会学部
職業フリージャーナリスト
活動期間2003年1月〜
活動拠点中東および北部アフリカ
配偶者深結
受賞歴山本美香記念国際ジャーナリスト賞
安田純平さんのプロフィール
記者会見する安田純平さん

現在の安田純平はパスポートを発給拒否されている

現在、安田さんは国からパスポートの再発行を拒否されて争っています。
実はこのパスポートをめぐる争いは2020年頃から続いています。

2022年3月に安田さんがABEMA「News Bar 橋本」にゲスト出演した時
パスポート発給についての現状を語っています。
それによると

拘束されたトルコから帰ってくる時に外務省の人から
「トルコが入国禁止にしたと言っていて。1つの国が入国禁止にすると
世界中どこの国にも言っちゃいけない」と言われた。

としてそこからパスポートを巡る争いが続いています。

なので、厳密に言えばパスポートを発行出来ないのはトルコから5年間の入国
禁止措置を受けたからです。

持論を展開する安田純平さん

安田純平がパスポート発給拒否された経緯

安田さんのパスポート問題は2015年6月まで遡ります。
安田さんはシリア人ブローカーと共にトルコ南部からシリア北西部の
イドリブ県に密入国後、消息を断ちました。

2016年5月29日「助けてください。これが最後のチャンスです。安田純平」と
書かれた紙を持った安田さんが映る画像が公開されました。

しかし、その1ヶ月後の6月29日安田さんの解放交渉の仲介役シリア人男性が
交渉を撤退することを表明してきました。

その後、水面下での交渉があったようですがなかなか解放されず
結局2018年10月23日に当時内閣官房長官だった菅さんが緊急記者会見をを開き
「安田さんらしき人物が解放されトルコ政府に保護されたという情報がカタール
政府から入った」ということを明らかにしました。

25日の朝に保護先のトルコ・イスタンブールを発ち、同日の夜に成田空港に到着。

実は、この時に保護されたトルコで5年間の入国禁止措置を受けました。
2018年10月24日付けですので2023年10月24日までになりますね。

安田純平さんの解放について記者会見に応じる安倍前総理

なぜ、トルコから入国禁止措置を受けたのかはっきりとは分かりませんが、
安田さんは全く身に覚えがないそうで。というのも

安田さん自身はトルコから直接入国禁止措置を受けていない。

保護先のトルコではVIPルームに案内されて同国のバランク産業技術相が
笑顔で迎えてくれた。

他にも、至る所で極めて丁寧な対応をしてくれた。

ということを挙げています。

ここで、なぜトルコが入国禁止措置を出したからといって他の国にも出入り
出来なくなるのでしょうか。

答えは旅券法第13条1項1号のパスポート発給制限に引っかかるからです。
その詳細は次の章で。

安田純平と国は何を争っているのか

旅券法第13条1項1号でパスポート問題を争っている安田さんと
外務省は具体的にどんなことを主張しているのでしょうか。

外務省側

安田さんがトルコから5年間の入国禁止措置を受けたことで旅券法
第13条1項1号のパスポート発給制限の対象になる。

安田さん側

安田さん自身がトルコから入国禁止措置を受けた事実はない

外務省がパスポートを発給しなかったのは憲法に反する

トルコの入国禁止措置があったとしても旅券法第13条1項1号は
違憲無効である

と真っ向から対立しています。

旅券法第13条1項1号のできた経緯

この法律が出来たのは特定の渡航先に1回限りで効力を有するパスポートを
発給していた時代の名残です。このパスポートを一往復旅券と言います。

渡航先からビザを得られなかった場合、その人が時間と費用を浪費してしまう
のを防ぐ目的でこの法律は作られました。

現在は社会情勢も大きく変わって一定期間何度も使えるパスポート(数次往復
旅券)になっています。

なので、何のための条文なのか。今では時代錯誤です。

ちなみに、この条文のおかげで国は取材制限ができています。
簡単に渡航制限できる手段として残しているとする見方も出来ますね。

まとめ

長く続いているパスポート抗争も、もうすぐ期限の5年が迫っています。

結局は法律通りの期間、パスポートを発給して貰えないのかどうか気になる
ところですね。

安田さんの今後の展開に皆さんにも関心を持ってもらえたらと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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