1970年4月8日から1990年3月9日までNHKで放送された「できるかな」
言葉を話さないのっぽさんと着ぐるみのゴン太くんが繰り広げる無音劇
その語り部として活躍していた声優のつかせのりこさん。
彼女のナレーターがあったからこそ「できるかな」もあれほどの長寿番組
として放送できたのではないでしょうか。
この記事ではつかせのりこさんの活動をまとめてみました。
ぜひ、最後までご覧ください。
つかせのりこさんのプロフィール
名前 | 原紀子(はらのりこ)『旧姓・塚瀬』 |
生年月日 | 1945年12月23日 |
没年月日 | 1989年5月15日 享年43歳 |
出身地 | 神奈川県 |
所属事務所 | 青二プロダクション |
活動期間 | 1970年代〜1989年 |
43歳という若さで亡くなってしまったのは非常に残念ですね。
(直腸がんだったそうです。)
つかせのりこさんの代表作
テレビアニメでは、つかせさんはこれだけの作品に出演されていました。
1972年
1973年
- 科学忍者隊ガッチャマン(少年、子供)
- キューティーハニー(1973年 – 1974年、アルフォンヌ[10])
- けろっこデメタン(うなぎのニョロ吉、イモリのモリ太)
- ドラえもん(日本テレビ版)(デブ子)
- ドロロンえん魔くん(明)
- バビル2世
- ミクロイドS
1974年
1975年
1976年
- 大空魔竜ガイキング(1976年 – 1977年、ハチロー[13]、ローサ、ヘレン[要出典])
- 超電磁ロボ コン・バトラーV(女帝ジャネラ、一木知恵)
- ブロッカー軍団IVマシーンブラスター(早見仁太[14])
- ポールのミラクル大作戦(トム)
- マグネロボ ガ・キーン(肥前カオル)
- マシンハヤブサ
- 一休さん
1977年
- 家なき子(バンジャマン・アキャン)
- 一発貫太くん(トモエ、チーコの母、小太郎)
- シートン動物記 くまの子ジャッキー(ジャッキー[15])
- ヤッターマン(女王、河太郎)
- 超人戦隊バラタック(フランコ[16])
- 風船少女テンプルちゃん(タムタム)
- 惑星ロボ ダンガードA(月島ツトム)
1978年
- 宇宙海賊キャプテンハーロック(1978年 – 1979年、ますさん[17]、ヌレーム、メゾン、ミユ[要出典] 他)
- 銀河鉄道999(ツルー)
- ペリーヌ物語
- 魔女っ子チックル(タケシ)
- 未来少年コナン(テラ[18])
- 無敵鋼人ダイターン3(コマンダー・Z)
1979年
1980年
1981年
- おはよう!スパンク(スパンク)
- 怪物くん(ロダン)
- カバ園長の動物園日記(女性飼育係)
- まいっちんぐマチコ先生(1981年 – 1983年、亀山カメ夫[23])
- ワンワン三銃士(フランソワ)
1982年
- あさりちゃん(いばら〈初代〉、貴之)
- 逆転イッパツマン(ハル坊[24])
- ときめきトゥナイト(高見山エミ子)
- Dr.スランプ アラレちゃん(ネコ)
- とんでモン・ペ(ナンダ郎)
- 魔法のプリンセス ミンキーモモ(ルーカス)
- 野生のさけび
1983年
- 光速電神アルベガス(木美ダン子[25])
- ストップ!! ひばりくん!(梶の母)
- スペースコブラ
- どくとるマンボウ&怪盗ジバコ 宇宙より愛をこめて(マーサ)
- ピュア島の仲間たち(アカナッツ)
- ななこSOS(高円寺)
- パーマン(女スリ、おばさん、サトル、ハルミ)
- ぼくパタリロ!
- プラレス3四郎(1983年 – 1984年、章太)
- まんが日本史
- ミームいろいろ夢の旅(玉三郎)
- まんがイソップ物語 (テレビアニメ)
1984年
- Gu-Guガンモ(オヨネ)
- コアラボーイコッキィ(パニー)
- 北斗の拳(ジロー)
- 星銃士ビスマルク(コルナ、ベラ、ドリミー)
- 宗谷物語(ケンジ)
- とんがり帽子のメモル(ジミー)
- 名探偵ホームズ(オウム)
1985年
- ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(1985年 – 1987年、あかなめ〈初代〉、秀夫、岡田、俊夫、健二、アキオ、ハチャ)
- はーいステップジュン(吉之介[26])
- 夢の星のボタンノーズ(ソワール)
1986年
- ウルトラマンキッズのことわざ物語(ルーキィ)
- がんばれ!キッカーズ[27](石井健太[28])
- ドテラマン(佐藤ハジメ[29] / ドテラマン)
- プロゴルファー猿(小飛猿)
1987年
- 新メイプルタウン物語 パームタウン編(グータ[30]、こうもりグータ)
- ドラゴンボール(コンキチ)
1988年
引用元”wikipedia”
- キテレツ大百科(アル〈子供時代のエジソン〉)
- 魁!!男塾(極小路秀麻呂[31])
- シティーハンター2(ルシファー麗)
- 闘将!!拉麵男(アンニン)
- つるピカハゲ丸くん(ハゲ田ハゲ丸〈初代〉)
- ひみつのアッコちゃん(第2期)(ガンモ〈初代〉[32]、ゴマ〈初代〉)
できるかなの他にもこれらの作品に出演されていました。
ここに挙げたものは、ごく一部でありまだまだ出演作はあります。
これをご覧頂き理解してもらいたいのは、つかせさんが声優界に
欠かせない存在だったということです。
今現在は、声優と言えば人気職として挙げられますが、つかせさんが
始められた頃には声優はそれほど人気があったわけではないと
思われます。
つかせのりこさんの後任の語り部
つかせさんが番組を降板してから後を引き継いだのは「かずきかずみ」さん
という方です。
かずきかずみさんの簡単なプロフィールを載せましたのでご覧ください。
名前 | 大和田律子 |
生年月日 | 1952年1月17日 |
出身地 | 神奈川県 |
学歴 | 武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科 |
ジャンル | オペラ・童謡 |
職業 | 歌手・声優・声楽家 |
活動期間 | 1972年〜 |
かずきかずみさんの本名は大和田律子さんで「かずきかずみ」の名前は
幼児番組の構成、作詞作曲を行うときのペンネームです。
かずきさんは1972年にNHKの「歌のおねえさん」としてデビューしています。
その後、NHKの番組に多数出演し、つかせさんが降板後、かずきさんが後任の
語り部として出演していました。
ちなみに大和田律子さんが歌っている映像が見つかりましたので気になる方は
ぜひ、ご覧ください。
まとめ
つかせのりこさんはのっぽさんに欠かせない存在であり、彼女がいたからこそ
長寿番組に成長できたのだと思いました。
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